CAFE Sharonへの道のり

Sharonという名のカフェを開きます。日々思ったことを書いています。

味について

ガンが再発した大橋巨泉さんは、味覚がなくなったそうです。「ラーメン食べても、味を感じない」「チョコレートは甘くなくて、苦いだけだった」「伊達巻きは、サバサバしていてティッシュ(ペーパー)をたべている感覚」だそうです。

 

わたしも以前、ひどい「うつ」になったときに、食べ物の味がしなくなりました。「味がしない」そんなことくらいと思われる方もひょっとしているかもしれません。なってみないと分からないと思いますが、味覚という感覚が無くなる、それは「恐怖」と「絶望」を強く感じます。おおげさな話しじゃないんです。

 

巨泉さんは、ガンそのものの影響もあると思いますが、体重が20キロ近く落ちたようです。味がなくなると、人間食べれなくなります。

 

食事とは楽しみの時間なのに、味が無ければ栄養分を取るだけの苦痛な作業になります。幸いにして、巨泉さんの味覚は戻ったそうです。

 

巨泉さんって、歯に衣着せぬものいいで、賛否両論ある人のようですが、わたしはなんとなく昭和の匂いのするおおらかでちょっとウザい感じ(笑)が好きでした。これからも続く闘病生活がんばって欲しいと思います。

 

今、とあるコーヒー会社の「モカ」「キリマンジャロ」「コロンビア」「スペシャルブレンド」などを購入して味や香りの違いを楽しんでします。この違いを楽しめることに感謝して今日もコーヒーを味わおうと思います。